FREE AT LAST |
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ロック関係のジャーナリストとしてはキャリアも長く、誠実な取材活動で音楽界から高い評価を得ているスティーブン・ローゼンが2001年に発表したFREEとBAD
COMPANYのバンドヒストリーです。 スティーブン・ローゼンは、LED ZEPPELINから深い信頼を得ていたクリス・ウェルチと並んで、日本でも1970年代から音楽雑誌に翻訳されて多くのミュージシャンのインタビューが掲載され、プレイヤー誌などでもお馴染みの方も多いのではないでしょうか。また、楽器や演奏方法などにも突っ込んだ専門的な切り口からミュージシャンを紹介することも多く、こうした面でもミュージシャンから信頼されているのでしょう。コゾフの最期となったインタビューでも愛用機種やギタートーンの作り方、コードワークの方法、作曲面でのアプローチなど、実に詳細なインタビューを取っています。またこれは翻訳され、1977年のプレイヤー誌に掲載されたのが印象的でした。未だに保存しています。このインタビューにより、FREEの使用機材が随分と明らかになったものでした。 本書はFREEの結成から解散、各自のソロ活動、BAD COMPANYの結成〜解散〜再結成について、様々なエピソードやインタビューからの引用で構成されています。HEAVY LOADのような資料的視点というより、ジャーナリストからの目で読み物的に歴史を追った本です。取っつきやすく、またBAD COMPANYまでも包括しているという意味では、まずはこちらからお読みになった方が良いかもしれません。 こちらも残念ながら英語の原書しかありませんが、比較的入手しやすい本だと思います。 |
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AT LAST
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