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1998年 3月 木下(Gui.)・久津見(Dr.)・堀切(Ba.)・
藤田(Vo.)の4名で TONS OF SOBS 始動
1998年 9月 池袋Admにて初ライヴ
以降、4ピースで7回のライヴ
2000年 7月 渡部(Key.)加入
2000年 9月 5人編成として初ライヴ
2001年 8月 米国 ALLRIGHTNOW.COM の Lucy Piller 女史、英国の評論家 David Clayton 氏より TONS OF SOBS のライヴ音源に対し高い評価を受け、ウェブサイトで紹介される
2002年 4月 TONS OF SOBS Official Web Site 開設
2003年 8月 英国で10月に開催される FREE CONVENTION へ招聘受ける
2003年10月 03年 FREE CONVENTION にてライヴ映像と音源が公開される
2004年 5月 04年 FREE CONVENTION へ招聘受ける
2004年 7月 THE WHO 来日公演へ帯同した元FREEの鍵盤奏者 John "Rabbit" Bundrick 氏に会い、ライヴ音源を評価される
2005年 5月 藤田(Vo.)脱退
2005年 7月 高谷(Vo.)加入
2007年 6月 初の名阪遠征ライヴ
2007年 8月 高谷(Vo.)脱退
2007年 9月 舘崎(Vo.)加入
2008年 7月 名古屋遠征ライヴ
2008年 11月 10周年記念ライヴ
2008年 12月 舘崎(Vo.)脱退
2009年 10月 諸石(Vo.)加入

 

 

1968年から1973年まで活動したイギリスのロックグループFREEの曲とサウンドを現代のロックファンに紹介することです。形骸的なコピーバンドとしてではなく、FREEの曲を演奏することを通して、ロックがまだ商品ではなく、普遍的な人間の感情表現としての手段であった時代の熱気や、音楽に込められた魂を少しでも伝えていきたいと考えています。

一般にFREEというと「若いのに渋くてヘタウマなバンド」、「愛すべきB級バンド」という認識ですが、決してそれはFREEの真の姿を伝えてはいません。スタジオにおいては独創的なアイディアと閃きに導かれたその音楽性は幅広く、ライブでは凶暴な面とある種の狂気を孕んだ極度の緊張感をも表していました。そのサウンドは、時として物悲しく、時として血生臭く、人間の心そのものとも思えます。饒舌を尽くすほど、モノの本質が見えなくなっていく・・・以前FREEのメンバーが語っていましたが、「少ない音数で、どれだけ多くを語るか」がFREEサウンドの根底にありました。

シンプルなFREEのサウンドには「物事の本質」すら隠れているようにも思えます。ここ数年、未発表音源の発掘や公式盤のリマスタリングが進み、FREEの真の姿が次第に公開されてきました。やっと時代が巡って来たようです。最近は60/70年代リバイバルブームのようなものがあります。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、クリーム、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル・・・そうした知名度も含めた超A級アーティストだけで「ロック」を語ることは出来ません。少しずつでもそのギャップを埋め、ピュアな音楽がもっともっとたくさんあったことを知らしめ、多くのロックファンに本物に触れる機会の橋渡しをしたい、それがこのTONS OF SOBSの根幹です。

 


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